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Resoniteヘッドレスをブラウザで簡単管理!「MarkN Resonite Headless Controller(MRHC)」

Resoniteヘッドレスをブラウザで簡単管理!「MarkN Resonite Headless Controller(MRHC)」

· · Resonite 作ったもの プログラミング 解説

こんにちは、「まーくん。(MarkN)」です。 Resoniteのヘッドレスサーバー、セットアップとかアップデート面倒だし、CUIで操作するの分かりづらいですよね

そこで開発したのが、今回紹介する「MarkN Resonite Headless Controller」(略して MRHC)です。 この記事では、このツールの紹介と、事前準備・インストール方法、そして具体的な機能について解説します。

MRHC とは?

一言でいうと、「ResoniteのヘッドレスサーバーをLAN内のWebブラウザから操作・管理するためのツール」です。

セッション一覧やサーバーの状態が表示された管理画面のスクリーンショット
WebUIのスクリーンショット

専門的な知識がなくても、クリック操作でサーバーの起動・停止や状態確認、セッションの運営ができます。特長は次の3つです。

  • ランタイム不要の単一バイナリ: 余計なインストールは不要で、ダウンロードして実行するだけで動きます。
  • Resonite本体を自動ダウンロード: MRHCが自分のフォルダ内にResonite本体を自動で取得します。Steamクライアントを別途インストールする必要もありません。
  • マルチプラットフォーム対応: Windows (x64) / Linux (x64) / Linux (ARM) で動作し、Oracle CloudなどのVPS上でも運用できます。

⚠️ v1から乗り換える方へ

旧バージョン(v1.~)から乗り換える場合、互換性はありません。お使いの mrhcフォルダを丸ごと削除してください。また、これまで自分で用意していたResonite本体やSteamは新バージョンでは不要なので、アンインストールしてしまって構いません。

旧バージョンを使い続けたい方は、リリースページの v1.~ をお使いください。

使い始める前に(事前準備)

MRHCを使うには、次の準備が必要です。

  • Resoniteのヘッドレスコード(必須): Resoniteをサブスクリプションで月 $10 以上のプランで支援し、ヘッドレス用のコードを取得しておく必要があります(取得方法は後述します)。
  • Steamのサブアカウント: Resonite本体の自動ダウンロード/更新にSteamを使います。MRHCはこのパスワードを保存し、二段階認証には対応していないため、普段使いとは別のサブアカウントを新しく作成し、そのSteam Guard(二段階認証)は必ずオフにしてください。
  • 空き容量に余裕のある場所へ: Resonite本体とキャッシュで相応の容量を使います(古いキャッシュを自動で削除する機能があります)。
  • 設置場所は先に決めてください: Resonite本体や設定はフォルダ内に保存され、その絶対パスが記録されます。一度起動(特にResoniteのダウンロード)した後は、フォルダを移動・改名しないでください。 使いたい場所に置いてから起動しましょう。
  • 接続はLAN内から: Web UI(管理画面)には同じネットワーク内からのみアクセスできます。外出先から使うにはVPNやTailscaleなどのセットアップが必要です(後述の「VPSで動かす場合」を参照)。

インストール

まずは以下のGitHubリポジトリから、お使いの環境向けのファイルを入手します。

環境に合わせて選んでください。インストールはとてもシンプルです。

Windows

  1. リリースページから mrhc-windows-amd64.zip をダウンロードします。
  2. 使いたい場所で展開し、フォルダ内の mrhc.exe を実行します(起動後はフォルダを移動しないでください)。
  3. 初回はセットアップウィザード(日本語/英語)が起動します。管理パスワードとポートを設定すると、続けてResonite本体のダウンロードが始まります。ダウンロードには時間がかかります。「今すぐサーバーを起動しますか?」と表示されるまでお待ちください。

起動したら、ブラウザで http://localhost:8080(既定)を開けばWeb UIが使えます。

ウィンドウを閉じるとMRHCも終了します。 mrhc.exe を実行したコンソールウィンドウを閉じる(またはPCをログオフ・シャットダウンする)と、MRHCも止まります。動かしている間はウィンドウを開いたままにしてください。ログオフ後やPC起動時にも常駐させたい場合は、Windowsの「タスク スケジューラ」でログオン時に起動するよう登録するなどの方法があります。

SmartScreenの警告について — 未署名のため、初回実行時に「Windows によって PC が保護されました」と表示されることがあります。「詳細情報」→「実行」で起動できます。

データの置き場所 — 設定・状態・ダウンロードしたResonite本体は、すべて mrhc.exe と同じフォルダ内にまとまっています。バックアップはこのフォルダごとコピーしてください(前述のとおり、起動後の移動・改名は避けてください)。

Linux(x64 / ARM)

次の1行を実行します。x64・ARMのどちらも同じコマンドで、アーキテクチャは自動で判定されます。特にこだわりがなければ、今いる場所(ログイン直後ならホーム)のまま実行して構いません(展開先はカレントディレクトリなので、別の場所に置きたいときだけ先に cd してください)。

curl -fsSL https://github.com/MarkN2000/MarkNResoniteHeadlessController/releases/latest/download/install.sh | sh

sudo は付けないでください。 rootで展開するとフォルダの所有者がrootになり、MRHCの自己更新が実行ファイルの隣に書き込めず失敗します。普段使いのユーザーのまま実行してください。

実行した場所に mrhc-linux-amd64/(ARMでは mrhc-linux-arm64/)が作られるので、その中で起動します。

cd mrhc-linux-amd64   # ARM では mrhc-linux-arm64
./mrhc

初回はセットアップウィザード(日本語/英語)が起動します。管理パスワード・ポートを設定するとResonite本体のダウンロードが始まります(時間がかかります。「今すぐサーバーを起動しますか?」と表示されるまでお待ちください)。完了するとそのままサーバーが立ち上がり、ブラウザで http://<サーバーのIP>:8080(既定)からWeb UIが使えます。

ターミナル(ウィンドウ)を閉じるとMRHCも終了します。 とくにSSH越しに運用する場合、./mrhc をそのまま起動しただけだと、SSHを切った瞬間にプロセスごと止まります。閉じても動かし続けたい場合は、後述の「VPSで動かす場合」の手順2(tmux/systemd)を参照してください(VPSでなくても同じ手順が使えます)。

.NETランタイムやDepotDownloaderはMRHCが自動で取得するため、ファイアウォール以外の事前準備は基本的に不要です(freetype2など依存が不足している場合は、セットアップ時に導入の案内があります)。

データの置き場所 — 設定・状態・Resonite本体は、すべて mrhc と同じフォルダ内にまとまっています(別の場所に置きたい場合は -data <dir> で指定できます)。起動後はフォルダを移動・改名しないでください。手動で導入したい場合は、最新リリースmrhc-linux-amd64.tar.gzmrhc-linux-arm64.tar.gz を好きな場所に展開してください(実行権を保持しているため chmod +x は不要です)。

ファイアウォール(参考) — 同じLANの他ユーザーがセッションに参加できない・見つからないときは、LANからのUDP受信を許可します(192.168.1.0/24 はお使いのLANのアドレス帯に合わせてください)。

  • ufw(Ubuntu系・CachyOSなど): sudo ufw allow from 192.168.1.0/24 proto udp
  • firewalld(Fedora・RHEL系・openSUSEなど): sudo firewall-cmd --permanent --add-rich-rule='rule family="ipv4" source address="192.168.1.0/24" protocol value="udp" accept' && sudo firewall-cmd --reload
  • 素のArch Linuxなど、ファイアウォールが標準で無効な環境では設定は不要です。

VPSで動かす場合(Oracle Cloud 等)

⚠️ 重要: Web UIはLAN内からしか開けません。 VPS上で動かす場合、インターネットから直接アクセスすることはできません。SSHトンネルまたはTailscaleなどのVPNで「同じネットワークにいる」状態を作ってからアクセスします。Web UIは平文HTTPのため、ポートを直接インターネットに公開しないでください(管理パスワードが平文で流れてしまいます)。

おすすめは、Oracle Cloud の Ampere A1(ARM) インスタンス+ OSは Ubuntu の構成です。本節はこれを前提に説明します。

1. 導入(Linux ARMと同じ) — SSHでログインし、次を実行します。特にこだわりがなければ、ログイン直後の場所(ホーム)のまま実行して構いません(展開先はカレントディレクトリなので、別の場所に置きたいときだけ先に cd してください)。

curl -fsSL https://github.com/MarkN2000/MarkNResoniteHeadlessController/releases/latest/download/install.sh | sh

sudo は付けないでください。 rootで展開するとフォルダの所有者がrootになり、MRHCの自己更新が実行ファイルの隣に書き込めず失敗します。ログインユーザー(OracleのUbuntuなら ubuntu)のまま実行してください。

2. 起動する(SSHを閉じても止めないためにtmuxの中で)

./mrhc をそのまま実行すると、SSHを閉じた(ターミナルを閉じた)瞬間にMRHCも終了してしまいます。tmux の中で起動すれば、SSHを切っても動き続けます。初回のセットアップウィザードもtmuxの中なら対話で進められるので、初回起動にも便利です。

sudo apt install -y tmux       # 入っていなければ
tmux new -s mrhc               # mrhc というセッションを作る
cd mrhc-linux-arm64 && ./mrhc  # この中で起動(初回はウィザード)

起動できたら Ctrl + B を押してから D を押すと、セッションから「デタッチ(切り離し)」されます。この状態でSSHを閉じてもMRHCはtmuxの中で動き続けます。再びログを見たいときは tmux attach -t mrhc で戻れます(screen 派の方は screen -S mrhc でも同様です)。

tmuxはお手軽ですが、サーバー(VM)自体を再起動すると生き残りません。OSの再起動後も自動で立ち上げたい・MRHCが落ちたときに自動で復帰させたい場合は、次のsystemdをご利用ください。

再起動後も自動で起動する(任意) — systemdサービス化

長期運用するならsystemdに登録しておくと、VMの再起動後も自動で起動し、MRHCが落ちても自動で復帰します。先に上記のtmux等でセットアップウィザードを一度完了させ(mrhc.config.json が作られます)、そのtmux内のMRHCは Ctrl + C で止めてから設定します。

/etc/systemd/system/mrhc.service を作成します(パスとユーザー名は環境に合わせてください)。

[Unit]
Description=MarkN Resonite Headless Controller
After=network-online.target
Wants=network-online.target

[Service]
Type=simple
User=ubuntu
WorkingDirectory=/home/ubuntu/mrhc-linux-arm64
ExecStart=/home/ubuntu/mrhc-linux-arm64/mrhc
Restart=on-failure
RestartSec=5
TimeoutStopSec=200

[Install]
WantedBy=multi-user.target
sudo systemctl daemon-reload
sudo systemctl enable --now mrhc   # 今すぐ起動+次回ブート時も自動起動
journalctl -u mrhc -f              # ログを見る
  • TimeoutStopSec=200 は省略しないでください。 MRHCは停止時にワールドを安全に閉じるため最大185秒待ちます。ここが短いと停止の途中で強制終了され、Resoniteヘッドレスが取り残されることがあります。
  • rootでは実行しないでください。 自己更新(Web UI/mrhc update)が実行ファイルの隣に書き込むため、User= にはmrhcフォルダの所有者(この例では ubuntu)を指定します。
  • Web UIの「今すぐ再起動する」(更新の適用後など)はsystemd管理下でもそのまま機能します(同じプロセスを置き換える方式のため、systemdは終了とは見なしません)。

3. Web UIにアクセスする — 次のどちらかの方法で「同じネットワークにいる」状態を作ります。

方法A: SSHトンネル(追加インストール不要・ポート開放も不要)

手元のPCで次を実行します(スマホからはTermiusなどのSSHアプリでも可)。

ssh -L 8080:localhost:8080 <ユーザー>@<VMのIP>

接続したまま、手元のブラウザで http://localhost:8080 を開きます。SSH(22番)が通っている時点でファイアウォールは通っているので、追加の開放は不要です。

方法B: Tailscale(VPN。スマホからも使いやすい)

VPSと手元の端末を同じTailscaleネットワーク(tailnet)に入れると、その間は同一ネットワーク扱いになり、Web UIに直接アクセスできます。

  1. VPSにTailscaleを入れて接続します。

    curl -fsSL https://tailscale.com/install.sh | sh
    sudo tailscale up
    

    表示されるURLを開いてログイン・承認します。

  2. 手元のPC/スマホにも Tailscale を入れ、同じアカウントでログインします。

  3. VPSのTailscale IPを確認し(VPSで tailscale ip -4)、手元のブラウザで http://<そのIP>:8080 を開きます。

4.(任意)セッションへの直接参加を速くする — UDPポートの開放

ポートを開けなくても、Resoniteのリレー経由で他ユーザーはセッションに参加できます(その分だけ遅延が増えます)。直接接続で遅延を抑えたい場合のみ設定してください。クラウドVMのファイアウォールは2層(クラウド側のセキュリティルール + VM内)あり、両方で開放が必要です。

  1. ポート番号を固定する: Web UIの「コンフィグ」タブでワールドを開き、「詳細フィールド」から forcePort に任意の番号(例: 32100)を設定 → 保存 → ヘッドレスを再起動します(既定はランダムポートのため、固定が必要です)。

  2. クラウド側を開放する: Oracle Cloudコンソール → 対象VCNの「セキュリティリスト」(またはNSG)→ イングレス規則を追加します(ソース 0.0.0.0/0・プロトコル UDP・宛先ポート 32100)。

  3. VM内(Ubuntu)を開放する: OracleのUbuntuはraw iptablesが有効です(ufwは既定で無効)。

    sudo iptables -I INPUT -p udp --dport 32100 -j ACCEPT
    sudo netfilter-persistent save
    

    -I INPUT は規則を先頭に挿入します(Oracle既定の末尾REJECTより前に置くため。-A〔末尾追記〕ではREJECTに弾かれて効きません)。

ヘッドレスコードの取得方法

Resoniteのヘッドレスサーバーは非公開ベータとして配布されており、ダウンロード・起動には「ヘッドレスコード」が必要です。

  1. Resoniteをサブスクリプション(Stripe・手数料が安く公式推奨)で支援し、ヘッドレスが利用できるティア(月 $10 以上)になります。
  2. Resoniteを起動し、フレンドにいる Resonite bot/headlessCode とメッセージを送ります。
  3. 返ってきたコードを、MRHCのセットアップウィザード(または「設定 → Steam」のブランチコード欄)に入力します。

主な機能

WebUIは、どのタブでも常に表示される上部バーと、目的ごとに分かれた8つのタブで構成されています。

上部バー(常時表示)

使用するコンフィグの選択、ヘッドレスの起動・通常停止(設定している予告を発動してから停止)・強制停止、フォーカス中セッションの表示(#番号/全セッション数)ができます。

右上の ⋮ メニューからは、表示言語の切り替えと、MRHC本体の更新確認を行えます。

「セッション」タブ — 稼働中セッションの運営

フォーカス中のセッション設定と参加者一覧・操作ボタンが並ぶセッションタブのスクリーンショット
「セッション」タブ
いま動いている(フォーカス中の)セッションを操作します。

  • セッション設定の編集:名前・アクセスレベル・最大人数・説明・一覧から隠す(セッションURLのコピーも)
  • 参加者の一覧(在席/離席)と操作:ロール(権限)変更・リスポーン・キック・BAN・ミュート・メッセージ送信
  • アイテムのスポーン(res:// 形式のURL)と、ダイナミックインパルスの送信(タグ+値)

「ユーザー」タブ — フレンド・ユーザー操作

ユーザー名/ユーザーIDでの検索 → フレンド申請・解除、フォーカス中セッションへの招待、メッセージ送信
「「ユーザー」タブ
  • ユーザー名/ユーザーIDでの検索 → フレンド申請・解除、フォーカス中セッションへの招待、メッセージ送信
  • 受け取ったフレンドリクエストの一覧と承認
  • BAN一覧の確認とBAN解除(全セッションを対象とした BAN もここから)

「新規セッション」タブ — 新しいワールドを開く

テンプレートやURL、ワールド検索から新しいセッションを開く新規セッションタブのスクリーンショット
「新規セッション」タブ
  • テンプレートやレコードURLからセッションを開く
  • キーワード(ワールド名)で公開ワールドを検索して開く
  • よく使うワールドをお気に入りに登録

「コンフィグ」タブ — 設定ファイルをGUIで作成・編集

GUIでヘッドレスのコンフィグを作成・編集するコンフィグタブのスクリーンショット
「コンフィグ」タブ
ヘッドレスの設定ファイル(コンフィグ)を、テキストエディタとにらめっこすることなくGUIで管理できます(停止中でも編集可能)。

  • コンフィグの新規作成・複製・リネーム・削除・保存。複数を作って切り替えられます
  • ワールド単位の詳細設定:アクセスレベル・タグ・AFKキック・自動保存・自動復帰・デフォルトロール・自動招待・固定ポート(forcePort)など(Resonite公式スキーマ準拠)
  • スキーマの全項目を「詳細フィールド」から追加可能

「スケジュール」タブ

稼働時間やCPU・メモリ・ディスク使用率を表示するスケジュールタブの状態表示のスクリーンショット
「スケジュール」タブ:稼働状態
サーバーの今の状態をまとめて確認できます。

  • 手動再起動(ユーザーが居る場合は退出を待ってから安全に)
  • 予定再起動:一度きり/毎日/毎週。事前告知(dynamicImpulse)や Private 化・改名などの事前アクション付き
  • 退出待ちの制御:「静かに待つ」→「告知して待つ」→締切で強制実行、の二段構え
  • クラッシュからの自動復帰(暴走を防ぐクラッシュ回数ガード付き)
  • 予定再起動のついでに Resonite 本体を自動更新

「設定」タブ — MRHC全体の設定

管理パスワード・Resoniteアカウント・Steam設定・キャッシュ管理を行う設定タブのスクリーンショット
「設定」タブ
MRHC全体に関わる設定です(停止中でも開けます)。

  • 管理パスワードの変更
  • Resonite アカウント(コンフィグで個別指定がないとき、各ワールドに使われる共通アカウント)
  • アプリ設定(Web UIのポートなど)
  • Steam/DepotDownloader 設定:本体ダウンロード用の Steam アカウント・ブランチコードの設定、「今すぐ更新」での本体取得・更新
  • キャッシュ管理:自動削除のON/OFF・古さ(日数)の指定、サイズ確認、全削除

「コマンド」タブ — ライブログとコマンド直送

Resonite の出力をライブログ(リアルタイム)で流しつつ、任意のコンソールコマンドを直接送れます。GUIにない操作をしたいときや、動作を細かく見たいときに便利です。

「ログ」タブ — ログファイルの閲覧

ディスクに保存された Resonite のログファイルを選んで表示・コピーできます。停止中でも読めるので、クラッシュした後の原因調査に役立ちます(大きいログは末尾のみ表示)。

既定の場所以外に設定していると使用できません。

アップデート(自己更新)

MRHC本体は、内蔵の自己更新機能でアップデートできます。

  • Web UIから: 新しいバージョンがあると、画面右上の ⋮ に赤丸が付きます。⋮ →「更新を確認」→「アップデート」で、ダウンロード(進捗バー表示)・検証・差し替えまで自動で行われ、MRHCを再起動した時から新バージョンになります(差し替え自体は稼働中のワールドに影響しません)。続けて「今すぐ再起動する」を押すとワールドを順に停止してからMRHCが新バージョンで自動的に起動し直し、画面も自動で再接続します(停止に時間がかかると数分かかることがあります)。
  • コマンドラインから: ./mrhc update(Windows: mrhc.exe update)。MRHCが起動できない状態からの復旧手段としても使えます。

手動でアップデートする場合は、MRHCを停止してからinstall.shを再実行(Linux)、またはzipを同じ場所へ上書き展開(Windows)してください。設定・データはアーカイブに含まれないため、どの方法でも保持されます。

困ったとき

  • ヘッドレスのログを見たい: Web UIの「ログ」タブで、Resoniteヘッドレスのログファイル(<インストール先>/Headless/Logs)を選んで表示・コピーできます(読み取り専用・停止中でも閲覧可能)。大きいログは末尾のみ表示されます。稼働中の現行ログは、OSによっては読み取れないことがあります。
  • ディスク容量が気になる(キャッシュ): 設定タブの「キャッシュ管理」で、Resoniteキャッシュ(既定 headless-cache)の合計サイズ確認・全削除(ヘッドレス停止中のみ)ができます。「キャッシュ自動削除」をONにすると、停止のたびに、最終更新が指定日数(既定30日)より古いキャッシュを自動で掃除します。削除しても、必要なものは次回に自動で再取得されます。
  • 管理パスワードを忘れた: サーバー機のコマンドラインで ./mrhc reset-password(Windows: mrhc.exe reset-password)を実行すると、旧パスワードなしで再設定できます。
  • アップデートの途中で失敗して起動できなくなった: 実行ファイルの隣に mrhc.exe.old(Linux: mrhc.old)が残っていれば、それを mrhc.exemrhc)に名前を戻すと元のバージョンに復旧できます。
  • セットアップを最初からやり直したい: フォルダ内の mrhc.config.json を削除してもう一度起動すると、ウィザードが再実行されます。
  • ポートを変えたい/ポートが使用中と表示される: mrhc.config.json"port" を他の番号に書き換えて、もう一度起動してください。
  • 同じLANからセッションに入れない/見つからない: サーバー機側で、LANからのUDP受信を許可してください。
    • Windows: 接続中のネットワークを「プライベート ネットワーク」に変更します(設定 → ネットワークとインターネット → イーサネット、またはWi-Fi)。
    • Linux: ファイアウォールが有効な場合は、LANからのUDPを許可します(前述の「ファイアウォール(参考)」を参照)。
  • Steam Guardをオフにできない: スマホの「モバイル認証器」を設定済みのアカウントは、まずスマホのSteamアプリ側で解除し(Steamガード → 認証機器を削除)、その後でSteamの「設定 → セキュリティ」からオフにします。
  • 表示言語を変えたい: mrhc.config.json"language""ja""en" に書き換えて再起動します(Web UIの表示言語は、画面右上の切り替えで別管理です)。

まとめ

「MarkN Resonite Headless Controller(MRHC)」は、Resoniteのヘッドレスサーバー運用をより手軽で快適なものにすることを目指して開発しました。ダウンロードして実行するだけで、Resonite本体の用意からセッション運営・メンテナンスまで、LAN内のブラウザだけで完結します。

特に、普段CUIに慣れていない方や、複数のサーバーを手軽に管理したい方、Linux/VPSで常設サーバーを運用したい方におすすめです。皆さんのヘッドレスサーバーライフが少しでも便利になれば幸いです。

リポジトリはこちらです。

なお、本ソフトはResoniteのヘッドレスサーバーを操作するツールです。利用にあたっては、Resoniteのガイドライン・利用規約に従ってください。ライセンスはMITです。

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