Resoniteヘッドレスサーバーをブラウザで簡単管理！「MarkN Resonite Headless Controller」を公開しました

こんにちは、「まーくん。(MarkN)」です。 Resoniteのヘッドレスサーバー、便利ですよね。常設ワールドを立てたり、フレンドがいつでも入れる場所を提供したりと、様々な活用法があります。

ただ、CUI（黒い画面）での操作は少し慣れが必要ですし、「ヘッドレスでセッションたてたいな」「設定変更したいな」と思った時に、すぐ確認できないのは少し不便ですよね。

そこで開発したのが今回紹介する「MarkN Resonite Headless Controller」です。

この記事では、このツールの簡単な紹介と、インストール方法、そして具体的な機能について解説します。

「MarkN Resonite Headless Controller」とは？

一言でいうと、「ResoniteのヘッドレスサーバーをWebブラウザの画面から操作するためのツール」です。

専門的な知識がなくても、クリック操作でサーバーの状態を確認したり、簡単な操作を行ったりすることができます。

「難しそう…」と思った方もご安心ください。インストールはとてもシンプルです。(ヘッドレスは使えるようにしておいてください)

これだけです！初回起動時に、Web UIにログインするためのパスワードを設定するよう求められるので、画面の指示に従ってパスワードを入力してください。起動が完了したら、Webブラウザで http://localhost:8080 にアクセスすれば、管理画面が表示されます。

スクリーンショットとともに、このツールでできる主な機能をご紹介します。

メイン画面では、ヘッドレスサーバーの状況を直感的に把握・操作できます。

基本操作: 画面上部からコンフィグファイルを選択し、ヘッドレスサーバーの起動・停止ができます。現在のCPUやメモリ使用率も一目で確認可能です。
セッション管理: 左側のパネルで、現在起動中のセッション一覧を確認したり、操作したいセッションへフォーカスを切り替えたりできます。ログの表示や、手動でのコマンド実行もここから行えます。
詳細設定: 中央のダッシュボードでは、フォーカス中のセッションのアクセスレベル変更や、参加しているユーザーの情報確認、権限設定などを直接変更できます。

テンプレートやurlまたは公開ワールドから検索して新しいセッションを開始できます。

Resonite内のフレンドを管理する基本的な機能を搭載しています。ユーザーを検索してフレンド申請を送ったり、フレンドにメッセージを送ったりすることが可能です。

ヘッドレスサーバーの設定ファイル（コンフィグ）を、テキストエディタとにらめっこすることなくGUIで作成・編集できます。既存のコンフィグファイルを読み込んで、それを元に新しい設定を作ることもできるので、管理がとても楽になります。

サーバーを長時間起動していると、どうしてもメモリ使用量が増えたり、動作が不安定になったりしがちです。この機能を使えば、サーバーを定期的に再起動するスケジュールを組むことができます。

柔軟なスケジュール: 「毎週月曜の朝5時」「毎日深夜3時」といった定期的な再起動はもちろん、特定の日時を指定して、イベント用の特別なコンフィグで起動するといった設定も可能です。
丁寧なシャットダウン: 再起動前に「セッションにユーザーがいなくなるまで最大〇分待つ」という設定ができます。もし時間内にユーザーが残っていた場合、チャットメッセージを送信したり、ワールド内でアナウンス音声（例えばTorazoさんの「閉店ボイス(蛍の光付き)」など）を再生したりして、退出を促すことができます。

「MarkN Resonite Headless Controller」は、Resoniteのヘッドレスサーバー運用をより手軽で快適なものにすることを目指して開発しました。特に、普段CUIに慣れていない方や、複数のサーバーを手軽に管理したい方におすすめです。

まだまだ開発途中のツールですが、皆さんのヘッドレスサーバーライフが少しでも便利になれば幸いです。